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BBC
■【フラッシュバック】米軍がイラク復興事業からハリバートン以外の企業を排除する汚い手口

 朝日新聞がチェイニー、ハリバートン便宜供与タイムズ誌記事を報じたが、最後に次のフレーズが記されている。

ハリバートン社は米政府からイラク復興関連でガソリンなどの燃料輸入や米軍基地への給食提供、軍需補給業務など多額の発注を受けている。しかし、契約額が高すぎるため、水増し請求した疑いが指摘され、国防総省が調査を開始。3月にはガソリン燃料輸入に関するハリバートン社との契約を撤回し、他社と新契約を結んでいる。 (05/31 12:00)
http://www.asahi.com/international/update/0531/005.html


 これは事実だが、正確ではない。つまり確かに過剰請求があったという証拠には他ならないわけだが、朝日の報道は何とも中途半端で、ハリバートンがどでかい制裁を受けているかのような印象を与える記事なのである。

 それは違う。

 かつて、過剰請求の疑惑が噴出し、しばらくしてペンタゴンは静かに発注を継続している。
 
 そして金の返還をしたと思いきや、ほぼ同額の発注がイギリスから舞い込んでいる。

■あきれたアメリカ 過剰請求のハリーバートン子会社KBRに再びビッグプレゼント
http://counternews.blogtribe.org/entry-0ee3985f35e612d0b8aab7af6a82707f.html

■ハリバートン子会社KBR、イギリスで受注
http://counternews.blogtribe.org/entry-53659aff855c97bcc9a06e96380c40d8.html


 そして、3月というタイミングはどうかというと次の通り。

 要は、ほぼおいしいところを吸い切ったあとのガソリンの配給などというカス仕事を他に回したというだけ。

 以下ハリバートン発注の仕組みを知るために参照あれ。

工兵隊によると、イラクの石油産業を戦前レベルにまで復興させる再建事業は220プロジェクト、約11億4000万ドルの規模。それを2004年3月までに終了させる計画だ。


『米軍がイラク復興事業からハリバートン以外の企業を排除する汚い手口』
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0308/09a.html

 サンフランシスコの建設・エンジニアリングの最大手の一つ、ベクテル・グループは、イラクの石油産業再建の契約を取る入札から手を引くそうだ。なぜか?戦争中からすでに再建事業に関わっている石油大手のハリバートンが、米陸軍工兵隊の保護を受け、再建事業の美味しいところを事実上独占する見込みだからだ。

 3月に「イラク戦争で大儲けする企業の元CEOは……」で報じた通り、ハリバートンの前最高経営責任者は米副大統領のディック・チェイニーだ。戦争中から元副大統領のCEOをやっていた企業が復興事業を独占するのはあまりに露骨なマッチポンプじゃないか、という批判が強かった。

 イラクの復興事業を事実上、仕切っている米陸軍工兵隊は、そうした批判をかわすために、再建事業を入札制にして、一見、フェアな競争にしている。しかし、巧妙な手をつかって、ハリバートン以外の企業を締め出しているのだ。アメリカ人ってのは、ホント、こうした偽善のテクに長けてるねぇ(笑)。《アート》と表現していいレベルに達してるぞ。

 今日のニューヨークタイムズのビジネス面に、その汚い手口が詳細に出ているので、紹介しよう。

 工兵隊によると、イラクの石油産業を戦前レベルにまで復興させる再建事業は220プロジェクト、約11億4000万ドルの規模。それを2004年3月までに終了させる計画だ。

 再建計画は3段階に別れている。工兵隊のタイムテーブルによると、最初の2段階が終了するのは今年の大晦日。そしてこの2段階までの事業の総額が9億6700万ドル。要するに全体の8割5分がここまでで終わってしまうのだ。

 ところで、工兵隊が《フェアな入札》として示した入札スケジュールは、入札応募の締め切りが8月15日、10月15日までに事業を請け負う企業を発表するというもの。

実質的に米軍御用達の工兵・技術者軍団」と言われているハリバートンの技術・建設部門のKBRは、すでに3月の段階からイラク入りして、輸送人員の派遣、ロジスティック関連物資、占領軍のインフラ全般の大半を請け負い、さらに油田火災の消火作業を始めとして、どんどん復興事業を始めている。

 一方、工兵隊の入札スケジュールに従うライバル企業は10月15日からスタートすれば、年内に事業を始めることさえ危ういのだ。要するに、復興事業の85%は自動的にハリバートンの子会社の手に落ち、残りの15%をライバル企業が奪い合うという実にアンフェアな構図になっているわけ。

 冒頭に書いたベクテル・グループは、こんなふざけたゲームに付き合えるか、と入札から降りたのだ。同社はイラク石油省と直接交渉して将来の石油事業に食いこむ方向に計画を変更した。

 ハリバートンはイラク戦争でガッポリ稼いでるぞー。NYTによると、第2四半期は2600万ドルの黒字。360億ドルの収益の9%がイラク戦争関連のものだそうだ。1年前の同時期は4億9800万ドルの赤字だったことを考えれば、絵に描いたようなマッチポンプ、軍産の癒着だよなぁ。

ああ、汚ねぇ……

2003年8月9日

情報ソース
NewYorkTimes:RivalsSayHalliburtonDominatesIraqOilWork
http://www.nytimes.com/2003/08/08/business/08REBU.html





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http://counternews.blogtribe.org/entry-895755fc390856dc7cb9a3d70132d208.html

Time2004-05-31 13:36:29
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