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BBC
■ペンタゴンEメールが示すチェイニー、イラク契約ハリバートン便宜供与 タイムズ誌

 タイムズ誌が昨日、アブグレイブ、犬けしかけ写真に続く新たな爆弾をホワイトハウスに投下した。今度はチェイニーの便宜供与疑惑である。誰もが疑ってやまないチェイニー、ハリバートン・イラク利権のホワイトハウス、ペンタゴントップを巻き込んだ汚い構図の一端を示すメールを入手し、それを報じたのだ。

 はらかずもこの報道はサウジアラビア・テロが起きる翌日となった。


The Paper Trail
Did Cheney Okay a Deal?

http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1101040607-644111,00.html
By TIMOTHY J. BURGER AND ADAM ZAGORIN
Sunday, May. 30, 2004

Cheney coordinated Halliburton Iraq contract: report
[30 May 2004]
http://servihoo.com/channels/kinews/v3news_details.php?id=43478&CategoryID=47

 タイムズ誌はペンタゴン内部Eメールを入手。そこにはポールウォルフォウィッツからダグラス・フェイスがイラク石油復興当局(RIO)の契約権限を獲得したと記されていた。日付は2003年3月5日。

 そのEメールはフェイスが莫大な金が動く契約アレンジを許可したと。メールにはこうある。

「明日ホワイトハウスに報告する。我々は副大統領事務所と打ち合わせを行っているので問題はない」と。

 それから3日後、ペンタゴンはハリバートンに独占的な契約をプレゼントした。

 ハリバートンは今年発表された軍産トップ10の7位に入るに至った。ハリバートンがイラクで儲けた金はチェイニーが言うよりも大きい。かつてオニールはチェイニーが「赤字など問題じゃない」と言い放っていたことを暴いている。

 一時、ハリバートンの過剰請求が批判されていたが、その後もハリバートンに対する発注が行われている。

 2003年にはハリバートンのストックオプションがチェイニーにプレゼントされている。

Cheney Took in $178,437 from Halliburton in 2003
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=584&e=5&u=/nm/20040413/pl_nm/bush_cheney_taxes_dc

 チェイニーは昨年9月にNBCのMeet the Pressに出演し、イラク契約への自身の関与を否定していたわけだが、チェイニーのスポークスマン、ケビン・ケレムスは(チェイニーが会社を去った)2000年以来ハリバートンを含む政府契約に一切関与したことはないと従来通りの言葉を繰り返している。

 ペンタゴン・スポークスマンはEメールは単にハリバートンに独占的な契約を与えることで議論が起こることが予想され、副大統領のスタッフに注意を喚起したかったのだ、などと言っている。

 ラムズフェルド、フェイス、ウォルフォウィッツ、チェイニー、ルイス・リビーらは、ブッシュのイラク戦争の推進者の核となる。

 ところで、ガーディアンのリビア核部品の報道もあったが、ここでやはり気になるのが、この報道のまさに前日、29日サウジで起きたテロだ。

 犯人は人質をとって立て篭もりながらも、要求はなく、伝えられているのはネットを通じたハリバートン批判の犯行声明だけだった。
 
 彼らは何のために立て篭もったのだろう。あたかも注目して欲しいかのようではないか。

 ともあれ、これでハリバートンは晴れてテロリストの被害者となったことは間違いない。テロとの戦いに参加する清く正しいあなたの仲間だ。

 おまけでわざわざ首を切って殺害しているのも興味深い。ニコラス・バーグ氏の斬首ビデオの疑惑は世界を駆け巡り、28日シドニー・モーニング・ヘラルド紙が取り上げるに至っている。

 ハリバートンのナイジェリア汚職スキャンダルの弁護を行うのは、かのカーライル、ジェームス・ベーカーの弁護士事務所である。ハリバートンはカーライルの主要投資先のひとつである。

 カーライルとサウジの話はここで今さら言うまでもあるまい。

 ペンタゴンは米英主体の連合軍の名称を「多国籍軍」と改め、組織改編に乗り出している。チャラビの親戚、詐欺師スパイを新首相に置き、新たな国連決議、そして「イラク権限委譲」に向けて動いている。

 日本もそうだが、アメリカは殊のほかスキャンダルに対して神経質になっているに違いない。


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Time2004-05-31 11:17:01
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